この時期は、脇腹からの熱の発散が上手く行かないと、腎臓に熱がこもった状態になり、脇腹の筋肉の力が抜けて身体がだるく感じたり、足が浮腫みやすくなります。寝苦しい夜は、布団をかけずに寝てしまうことがあると思いますが、肘、膝は冷えに敏感で、ここを冷やすと腎気の流れが悪くなります。
腎気の流れをよくするには、
脇腹に弾力をつける
ことをお勧めします。
①脇腹を摘まむ
脇腹を手で軽く掴み、左右に引っ張ります。
息を吸いながら左右に少し引き、息を吐きながら手を緩めます。
10呼吸ほど行います。
②腰椎3番の微小運動
仰向けに寝て膝を立てます。
両手は臍の上に置きます。
呼吸に合わせて、膝をなるべく小さな幅で左右に動かします。
息を吸って右、吐いて左の場合は、腰椎2番と3番の間に動きが出ます。
息を吸って左、吐いて右の場合は、腰椎3番と4番の間に動きが出ます。
それそれ、20回ほど行います。
腰椎2番と3番の間は、「命門」というツボがあり、腎気に深く関係します。